カレーヒロシ ~第6回ブラヒロシ~
撮影:私&ご参加者中不特定多数の方々
皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年のブラヒロシは「カレーヒロシ」からスタート
ブラヒロシ写真班の柳瀬くん欠席を補って余りある、皆様からの沢山の写真を前に、すでに10日以上たってからのレポートで記憶に自信がない中上手くまとめられるかちょっと心許ないですが、なるべく時間軸に添って書いてみたいと思います。
先年、「サラメシ」で寝屋川カレーが放送されてから、伊藤さんとやろう!と相談していましたが
スケジュール調整の結果年明けの開催となりました。正月明けというのは往々にしてカレーが恋しくなる時期ですので、結果的にはよい時期になったんじゃないかと思います。
今回は特別講師として宝生流から、寝屋川カレー伝承者・辰巳大二郎師と、永遠のお嬢様・柏山聡子師にお越し頂くという豪華ラインナップでお届けしました。
そもそも寝屋川カレーは、大二郎くんのお兄様、孝弥師が宝生の書生時代に作られたのが始まりということですので、大二郎くんはまさに元祖「寝屋川カレー」正統後継者なのです(^^
また、柏山さんは大学時代に能研サークルで活動を共にした仲間で、大学は違いますが伊藤さんとは同期、私は後輩というご縁なのでした。柏山さんとは当時は能研活動にどっぷりつかる傍ら、スキー旅行なんかもご一緒したりと、とても楽しく懐かしい思い出があります。
そして
買い出し部隊の伊藤さん、向井さん、そんで写真撮影は依田さんかな?寒いなか早くからありがとうございました。また、柏山さんにはお米を調達して貰った上にジモティパワーで会場の手配までして頂き、誠にお世話様でした。結局私は言い出しっぺだけであとは万事ご用意頂きましたので、ありがたいやら申し訳ないやらでした。
会場を入ってまず目に飛び込んできたのが、ホワイトボード上でひときわ異彩をはなつ
「カレーヒロシ」
の文字。いや~、ほかのみんな、マジメな活動してるなぁ~と感心しました(;^ω^)
でも、なんじゃこりゃ!?と興味を惹かれた人は少なからずいただろうと推察してます(笑)
準備のため少し早めに集まった面々。近藤さんも大学時代は能研仲間でしたから、期せずして、いにしえの能研メンバー集合の図になりました。
およそ集まられたところでスタート。せっかくですから大二郎くんに寝屋川カレーの謂れを語ってもらいましたが・・これがなかなかに歴史ある由緒正しいカレーということがわかりまして、一同神妙に聞き入ってしまいました。いざ襟を正して実技に突入~!!(笑)
私、大二郎くん、柏山さん、そして調理師免許を持つ近藤さんが講師班となり、他の方々はくじ引きでA、B、Cの3班に分かれました。
レシピの用意は伊藤さん。こういうところの至れり尽くせり感はさすがです(^^
まずは材料を切っていきます。
寝屋川カレーの特徴の一つは大量の玉ねぎを使うということ。一つの鍋にみじん切りで4~5玉、さらにスライスで2~3玉ですので、ひたすら切る作業。私はここでは一切手を出さず、皆さんの包丁さばきを拝見です(^^ みじん切りなんか、人それぞれ切り方や大きさにこだわりみたいなものが感じられて、面白く撮影しておりました。部屋中に玉ねぎの分泌液が充満し、涙目状態(^^;
次に、鍋で玉ねぎのみじん切りをキツネ色になるまでじっくり炒める傍ら、フライパンで他の材料を炒めて鍋に投入。今回はブラヒロシ初参戦で初対面の方同士が多かったのですが、このあたりになると料理をしながらの会話でだいぶ打ち解けられて和やかな雰囲気。みなさん楽しそうです(^^
私も満を持して料理に参加。実は切るのはあんまり好きじゃないですが、じっくり炒めたり煮込んだりは得意です(笑)
調理中にもお片付け。こういうの、大事ですよね~
鍋に水を入れ煮込んでいきます。この時点で随分見栄えに差が出てますね(笑)
ここでカレー粉投入。寝屋川カレーの最大の特徴は大量のカレー粉、醤油、砂糖を使用することでした。すき焼きのカレー煮込み、みたいな感じでしょうかね。ともかくみんな、寝屋川カレーの正統な?味付けを知らないので(笑) 大二郎君の指示に従い味を調えていきます。途中カレー粉が足りないという事態に陥りましたが、すぐそばのコンビニで調達できてよかったよかった(;^ω^)
今回私はもっぱら写真撮影と味見に精を出しましたが、同じ材料と行程で作っているにも関わらずみんな違うお味でびっくり。調味料の量の差もさることながら、野菜の切り方や炒め方、煮込み方の違いがちょっとずつ積み重なってこうなったんだろうなぁと思いました。味見し過ぎで、口の中じゅうカレー味。そしてフロアー一杯に広がるカレーの香り(;^ω^)
明らかな様相の違い。一番上の写真が講師班のものですが、やはりカレー粉、醤油の量がひときわ多かったからでしょう。伊藤さん率いるC班はレシピ忠実、計量キッチリ派ですから余裕の完成状態。すでに鍋の蓋がとじられております(笑)
大二郎くん曰く、もともと書生さんの賄い飯ですから、濃い~味付けでご飯が何杯でも食べられる野郎メシが正しい寝屋川カレーだそうです(^^
完成~~!!いや~、どうしてどうして。どの班のカレーも大変美味しそうです。クックパッドに載せても遜色なし!
いよいよお待ちかね、実食タイム。まずは自分たちの班のカレーを食し、次々に他の班のカレーも食べていきます。私は6杯平らげましたが、どの班のカレーもそれぞれ特徴があって美味しー。でもみんな内心、自分たちのが一番美味しい!!ときっと思ってた筈です(笑)
「どうなることかと思ったけど、美味しく出来てよかったよなぁ~」
「ホントですね~、ほっとしました」
食後片付けも終わって記者会見的な一枚。なんだか一仕事終えた安堵感が伝わってきます(^^;
最後に集合写真撮って「カレーヒロシ」、無事終了ー!!
皆様、大変お疲れ様でした。
先ほども書いた通り、今回は初参加の方が多かったのですが、料理をしながらというシチュエーションは変にかしこまることなく会話ができるので、たまにはこういうのもなかなかいいもんだなぁと思いました。バーベキューなんかもありか?と思ったです。
また、私の能楽師的要素が限りなく薄い、本来の「ブラヒロシ」の趣旨にあった会となりました。
大二郎くん、柏山さんには厚く御礼申し上げます。また、幹事の伊藤さん、今回も誠にありがとうございました。
そしてご参加頂いた皆様、折に触れこんなイベントを催すと同時に、今までよりもうちょっと能楽的要素も入ったものもやりたいなぁと考えておりますので、今後ともどうぞお気軽に、よろしくお付き合い下さいますよう、お願い申し上げます。
最後に番外写真
ちなみに私着用のエプロンは長男が小学生の時に授業で作製したもののようです。今まで存在を忘れられておりましたが、4年の歳月を経てようやく日の目にあたる機会を得ました(^^
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